犬の国ムーンショット計画「犬の国へ行こう!」vol.14

昭和の映画を観て違和感を持ちました。

俳優さんたちがタバコを吸ってる!

応接室のテーブルには分厚いガラスの灰皿が鎮座し

偉い人がタバコを持つと

誰かがサッとライターで火をつける。

警察の取調室は

電気スタンドとアルミの灰皿が定番でした。

刑事さんが胸ポケットからタバコを取り出し

犯人に向かって

「お前も一本どうだ?」

に対して

「いただきやす」

と、片手で拝む犯人。

40年前は、電車でも飛行機でも映画館でも

病院でも職員室でも

平然とタバコの煙が立ち上っていました。

喫煙に対する捉え方が

大人の男のたしなみであり

吸わない人の方が肩身が狭いという

今では考えられない時代でありました。

タバコ同様、時代の変遷とともに

扱われ方や価値が変わったものとして画像があります。

10年ほど前

日本橋三越で原画展も兼ねたサイン会を開きました。

会場には「ある日犬の国から手紙が来て」の挿絵など

松井の絵画作品を展示しました。

ご覧になっていたお客さまが

スマホで絵画を撮影しようとしたときです。

同席していたグッズ販売担当者が

「申し訳ございませんが、撮影はご遠慮ください」

と、割って入りました。

我々はビックリ仰天!

慌てて販売担当者に

「わざわざご足労いただいたのですから

絵の撮影くらいで目くじら立てなくても良いのでは?」

というニュアンスの話をすると

「いえ、でも作品には著作権がありますので」

彼は、頑なに譲りません。

「私はいいですけど」

と言う松井に対して

「そういうのも、最近はもうダメなんですってば」

と、キレ気味なお返事。

結局、彼が見てないところで

こっそり撮影して帰っていただきました。

当時は、理解できなかったのですが

10年かけてようやく

彼が正しかったことがわかりました。

スマホで簡単に撮影できて

スマホで簡単に画像加工できて

スマホで簡単にSNS発信できる時代がもう

すでに訪れていたのです。

SNSに乗り遅れていた我々に代わって

彼は、松井の絵画の著作権を

必死に守ろうとしてくれたのでしょう。

ごめんなさい、そして、ありがとうございました。

とはいえ我々も著作権について

どこまで理解できてるやら。

画像の無断商用利用については

明日は我が身、慎重に対処しております。

このブログで使っている画像も全て

著作権フリーの素材を利用しております。

けれど肝心の絵画の著作権は

どんな感じになってるのかしら?

と、検索していたら

わかりやすく説明されている記事を発見。

大変勉強になりました。

以下、ブログにリンクを貼りました。

購入した絵画を商用利用できる?知っておきたい著作権の話

動画配信やウェブサイトに掲載する場合も細かく規定があるようです。

SNSを利用して発信されている方は

ぜひ一度、読んでみてください。

 

なぜ今さら、このような話題に触れたかというと

犬の国で制作した絵画は

今後、NFTアートという形で画像を販売する方針です。

どなたの手に渡るかわかりません。

もしも、無断掲載や部分掲載をした場合は

所有者からのクレームに発展してしまうかもしれません。

そうならないために

どうか、くれぐれもご注意くださいませ。

 

さて、おしまいになりましたが

第二回「ある日犬の国から手紙が来て2」

登場ワンコくじ引き抽選会の結果です!

大吉くん(ミニチュアダックス)

タロウくん(ミックス)

チョコちゃん(ポメラニアン)

フヴィンくん(コーギー)

やまとくん(柴犬)

(あいうえお順)

当選おめでとうございます!

ご家族の名前はありましたか?

これで10ワンコの枠が決まりました。

抽選はあと4〜5回を予定しており

結果はこちらのブログ

オンラインショップからのウェブメール

Instagramで発表していきます。

まだまだ暑い日が続きますが

人間の皆さま、ワンコの皆さま

健康に気をつけてお過ごしください。

 

【本日の名言】

どの時代にも

修正されるべき新たな誤りと

反対される新たな偏見とがあるものだ

サミュエル・ジョンソン

タバコが健康に良いと言われていた時代もあったそうです。

修正されるべき新たな誤り、ですね。

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